イメージしておく
2026/05/02
GWの帰省・Uターンラッシュの途中で大きな地震に遭ってしまったらどうしますか?
「土地勘がない・人が多い・車内や駅にいる」っていうリスクが重なるから、
事前にイメージしておくだけで生存率が変わります。
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■ 揺れた“その瞬間”
まずは命を守る初動が最優先です。
車の中なら
・急ブレーキはNG → ハザード出してゆっくり減速
・できれば左側や路肩へ停止
・揺れが収まるまでは車外に出ない(落下物・転倒物が危険)
電車・新幹線なら
・基本は係員の指示に従う(勝手に降りない)
・つり革や手すりにしがみついて転倒防止
・荷物は守らなくていい、頭を守る
サービスエリア・駅・空港なら
・窓ガラス・天井・看板から離れる
・カバンなどで頭を守る
・人の流れに流されすぎない(将棋倒し防止)
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■ 揺れが収まった直後
ここで「判断ミス」が起きやすいです。
・津波の可能性がある地域(特に海沿い)
→ 迷わず“高い場所へ即移動”
→ 車より徒歩が早い場合も多い(渋滞する)
・山間部・高速道路
→ 落石・土砂崩れに警戒
→ トンネル出口や斜面付近は危険ゾーン
・都市部・駅周辺
→ ガラス・看板の落下、火災に注意
→ エレベーターは絶対使わない
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■ その後の行動
「帰る」より「生き延びる」に切り替える。
・無理に帰省・Uターンを続けない
→ 高速は通行止め、一般道は大渋滞になる
・ガソリン・電池・水を温存
・スマホは“連絡より情報収集優先”
→ 災害用伝言ダイヤル(171)やSNS安否確認を活用
・家族と“集合ルール”を事前に決めておく
→ 「○○の道の駅に集合」みたいに場所指定が強い
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■ 事前にやっておくと強いこと
・車に「水・軽食・モバイルバッテリー・簡易トイレ」
・靴(サンダルじゃなくスニーカー)
・ハザードマップをざっくり把握(特に海沿いルート)
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移動中の災害は、「自分のホームじゃない場所で戦う」ということです。だからこそ、“判断をシンプルにしておく”のが最大の防災になります。
海なら「とにかく上へ」
山なら「崩れる場所から離れる」
都市なら「落ちる・倒れるから離れる」
これだけでも、かなり生存確率が変わります。
いつ何時現場に遭遇するやもしれません。楽しいお出かけの前に、一度最悪の事態のシミュレーションをしといてもいいのかもしれません。
熊本地震からの教訓~後編~
2026/05/02
■教訓2
「家より“命”優先の判断」
多くの方が「まだ大丈夫」と自宅に留まり、その後の本震で被害が拡大しました。
・「もったいない」より「逃げる」
・違和感を感じたら即避難
・夜でも動く勇気
■教訓3
「トイレ問題が想像以上に深刻」
水が止まり、トイレが使えなくなることで健康被害やストレスが急増しました。
・トイレは“命のインフラ”
・我慢 → 脱水 → 血栓(エコノミー症候群)
・最低でも3日分の備蓄が必要
ここ、庄の屋のテーマともドンピシャですよね。
■教訓4
「車中泊のリスクを理解する」
余震が怖くて車中泊を選ぶ人が多数いましたが、それが新たな健康リスクを生みました。
教訓
・長時間同じ姿勢は危険
・水分・足の運動が必須
・車中泊は「短期前提」で考える
■教訓5
「情報は“命を分ける”」
熊本では「ライオンが逃げた」などのデマも拡散。
教訓
・情報源は複数持つ
・SNSは便利だが要注意
・モバイルバッテリーは必須
■教訓6
「日常の準備」がすべてを分ける
助かった人の多くは、「特別な人」ではなく“準備していた人”でした。
・水・食料・トイレ・電源
・家具固定
・家族との連絡ルール
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災害は忘れたころにやってくるので、忘れていても準備だけは怠らないようにしたいと思います。
熊本地震からの教訓~前編~
2026/04/22
4月14日で熊本地震からちょうど10年でしたが、そこで得られた貴重な教訓は以下のようになります。
教訓1
「本震は後から来る」ことを前提に動く
熊本地震は、最初の震度7(前震)のあとに、さらに大きな震度7(本震)が来ました。
・「一度揺れたら終わり」は危険
・最初の揺れのあとこそ本気で避難判断
・家に戻る判断は慎重に
これは南海トラフでも十分起こり得ます。
次につづく
最初の10分とその後の1時間
2026/04/09
徳島は沿岸部に人口が多く、将来想定されている南海トラフ巨大地震では「強い揺れ」+「津波」がセットで来る可能性が高いので、会社として「最初の10分」と「その後の1時間」の行動を決めておくと、かなり生存率が上がります。
当社のような事業所向けの基本行動モデルを現実的な流れでまとめました。
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① 地震発生「直後」0〜1分
まずは命を守る行動・その場で取る行動
・落下物から身を守る(机の下、強い柱の近く など)
・窓ガラスから離れる
・揺れが収まるまで動かない
・火や機械を使っている場合のみ停止
※津波警報はこのあと出る可能性が高いのでまず怪我をしないことが最優先です。
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② 揺れがおさまった直後(1〜3分)
津波リスクを即判断!
・震度5以上
・海から近い
・揺れが長い
この条件なら「警報を待たず避難開始」が原則です。
津波は10〜30分以内に来る可能性があります。
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③ 津波警報発令(3〜10分)
大津波警報が出た場合(※会社の場合)
全員で高台へ避難!
優先順位
①徒歩で高台
②津波避難ビル
③3階以上の鉄筋建物
※車は渋滞の原因になるので基本NG
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④ 避難時の会社行動(重要)
会社ではこの役割分担を決めておくと強いです。
指揮者
社長・責任者
・安否確認係→全社員確認
・避難誘導係→避難ルート案内
・持ち出し係→最低限の物
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⑤ 持ち出すべきもの(30秒以内)
会社の防災リュック
・名簿
・応急セット
・懐中電灯
・ホイッスル
・モバイルバッテリー
※取りに戻らない
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⑥ 避難先でやること
避難後
・人数確認
・怪我確認
・情報収集
津波は第2波・第3波が大きいことが多いので警報解除まで絶対戻らない
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⑦ 会社として準備しておくべきこと
企業としてはここが重要です。
1.避難場所を決める
徒歩10分以内の高台
2.避難ルート
2ルート以上
3.社員教育
年2回訓練
4.防災リュック
会社常備
5.安否確認
LINEグループなど
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⑧ 会社として一番重要なルール
勤務中は社員を家に帰さないこと。
「強い揺れ=即避難」
津波は迷った人から亡くなると言われています。
業務中は、社員の安全を確保させることが会社に求められているので、どうしても帰らないといけない方は、事前に文書で取り決めを交わしておきましょう。口頭だけの約束はNGです。
空港で震度6強以上の大きな地震に遭遇した場合
2026/03/27
建物の構造や人の多さ、ガラスなどの危険物があるため、**「身を守る → 混乱を避ける → 指示に従う」**の順番がとても重要です。
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① 揺れている最中(まず自分の身を守る)
強い揺れの間は移動しないことが基本です。
安全行動
・低い姿勢をとる(しゃがむ)
・カバンや腕で頭を守る
・近くの柱・頑丈な机・座席の下に入る
・ガラス窓・大型看板・天井照明から離れる
空港はガラスが多いので窓際から離れることが最優先です。
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② 揺れがおさまった直後
すぐに走って避難すると危険な場合があります。
やること
・周囲の落下物やガラス破片を確認
・係員・館内アナウンスを聞く
・エスカレーターは使わない
・エレベーターは絶対に使わない
空港では通常、避難誘導は空港職員や警備員が行います。
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③ ターミナル内にいる場合
基本は建物内待機が多いです。
理由:
•外はガラス落下や看板倒壊の危険
•余震
•滑走路や車両の危険
そのため**「勝手に外へ出ない」**のが重要です。
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④ 保安検査場・搭乗口付近
ここは混乱しやすい場所です。
ポイント
・手荷物を無理に取りに行かない
・列を押さない
・職員の指示に従う
空港ではパニックによる事故が一番多いです。
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⑤ 飛行機の中にいる場合
航空会社の指示に従います。
一般的には
・シートベルトを締める
・頭を前に倒す(防御姿勢)
これは航空安全姿勢と同じです。
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⑥ 屋外(駐機場・空港前)にいる場合
建物やガラス壁から離れる
・看板・街灯・高い構造物から離れる
・開けた場所でしゃがむ
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⑦ 地震後に注意すること
日本では大地震後に以下が起きることがあります。
・余震
・津波(沿岸空港の場合)
・火災
・交通停止
特に、徳島阿波おどり空港のような海に近い空港では
津波情報の確認も大切です。
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空港で覚えておく「地震3原則」
✔ 落ち着く
✔ その場で身を守る
✔ 係員の指示を聞く
☞ いざという時に対応できるように、反復して覚えておく必要がありそうです。